はじめに
 私は長年患ってきた内核痔の根治手術を行いました。
 痔から脱肛になり、20年近く悩んでいましたが、平常時に出血してしまいましたので、ついに肛門科を受診することを決心しました。診察の結果、「V度の内痔核および外痔核」と診断され、治療方法として「手術」となりました。
 急性の疾患と違い例外はあるかも知れませんが、痔はすぐに手術をしないとすぐに命にかかわるような病気ではないと思います。そういうこともありなかなか痔で悩みながらも肛門科を受診する決心がつかなかったのですが、今では手術してほんとうに良かったと思っています。排便のたびに脱肛しなくなり、排便後にまともに椅子に座れる様になった事が、嬉しくてたまりません。
 このサイトでは最初の診察から手術後の経過をまとめています。
 手術をしなければならないかもしれない方、これから手術に向かう方の参考になれば幸いです。
 この闘病記は、あくまで私の体験に基づくものであり、痔の症状・手術法、医者の技術等によっては異なることが多いと思います、何卒ご了承下さい。



「痔」かな?と思っている方へ

 基本は早期治療です。早い段階で医者の診察を受ければ、手術の必要は無いかもしれません。「肛門科」というと足が遠のきますが、相手は医者です。肛門は毎日見慣れています。恥ずかしがらずに、受診しましょう。
 
 症状によっては手術は必要ないケースがほとんどかもしれません。ただ、いい加減な病院では、触診もせずに薬だけ出して終わり、ということもあるようです。悪化させないよう、専門医に診てもらうことをお薦め致します。
 痔は手術をすれば直りますが、やはり肉体的および精神的負担が掛かります。もちろん経済的負担も掛かります。根治手術であれば、10〜14日の入院が必要となり仕事を休まなければなりません。(私が入院した病院は、入院2週間、その後2週間は自宅で安静にし4日置きの通院です。最初は、長いなーと思いましたが、やはり安静にしていると治りが早いようです。)
 肛門から出血したら痔を真っ先に疑いますが、もしかしたら、直腸か大腸に出来た、ポリープもしくは癌かもしれません。
 とにかく、肛門科へ行きましょう

痔疾患のセルフ・ケア_1
痔疾患のセルフ・ケア_2
ぢの治療と予防8カ条_1
ぢの治療と予防8カ条_2

 円座について
 円座と呼ばれるドーナツ型の座蒲団ですが、 使わない方が良い様です。洋式便所に座っているのと同じで肛門に力が入り鬱血するそうです。でも脱肛状態の時には、これを使わないと座れませんね。悩ましいところです。